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子供のちいさな笑い声と、シャーペンが紙をすべる音が響く場所に規則正しく毎日通う
朝9時から夕方6時まで、わたしはなにも発さない
口の中で時々英単語がこねくり回されて、飲み込めないまま消えていく
たとえば、experienceとか、environmentとか、governmentとか、そういったかわいらしさもなにもない単語ばかり
誰かの椅子がガタリと音を大きく立てる
じろり、と一斉に、2×たくさんの目がこちらを見る
息が詰まる
ここで、理想の女の子の話をしよう
わたしの、理想の
すきな映画はアメリ
小さい頃にすきだった服のブランドはmezzo pianoで、今はAnkrougeとHoney cinnamon
すきな色はピンク
すきなたべものはマカロン
そんな女の子には一生なれない
残念でした、また来世