無題
ひと付き合いが苦手すぎてどこまで踏み込んでいいかわからず、インターネットでも現実でも泣いてばかりいるクソ陰キャなのでもうどうしたらいいかわかりません
青春の痛みってやつでしょうか、それならわたしの青春は痛みだけを残してどこへいってしまったのでしょうか
甘えてばかりいるからこんなことになってしまったのだとはぼんやりとわかりますがもうどうしようもありません
わたしはどうしたらいいのでしょうか、わたしはわたしを愛したかったのですが当分できそうもありません
生きていくのがこわい
だけど自ら命を投げ捨てる勇気もない
せめて責任という言葉だけでも遠ざけようと、どうにかしてモラトリアムを引き延ばそうとしています
情緒不安定すぎてどうにも息もできず声もあげられずじぶんもじぶんを制御できず、あとすこしの辛抱とおもいながら毎日生きていますがあとすこし辛抱するとなにがおこるのかわかっていません
あとすこしがどのくらいなのかもわかりません
わたしはなんのためになにを耐えているのでしょうか
救われる日は来るのでしょうか
わたしを救えるのは結局のところわたしだけだと、そう、ほんとうはわかっています
彼女に救いを求めたって、彼に救いを求めたって、結局はわたしがわたしをゆるせなくては救いはこの手に入りなどしないのです
わかっているからなんなのでしょうか、わかっていてもわたしはわたしを救えません
むなしさだけが募ります、募って募って押しつぶされて死にたいです
あしたへの希望などありません
朝起きて、目が覚めて、ああ今日も生きていると絶望します
左手首に押し当てられないカッターナイフを眺めて過ごす時間は世界でいちばん無意味です
じぶんが死んで誰もが泣いている葬式を空想することは世界でいちばん滑稽です
あしたもあさってもその先もずっと続く日々がおそろしくて仕方ありません
不自由なことなどありません
毎日食事を与えてもらえます、清潔な衣服を与えてもらえます、勉強をさせてもらえます、ある程度すきなことをさせてもらえます、必要なものや娯楽も買い与えてもらえます
幸福であるはずです、少なくとも世界中の4億人の貧困で苦しむこどもたちよりずっと
それなのに自らの命を捨ててしまいたくなるわたしが憎い
どうして、なんで、あなたはそんなに贅沢者なのか
わたしはわたしが嫌いです
少しもじぶんをいいと思えません
だけど、それなのに、自己愛だけは人一倍でじぶんが傷つくことを極度に恐れます
そんなふうにアンバランスだからうまく生きられないのでしょうか
被害者意識ばかり育って
ほんとはだれもわたしのことなんて興味がない
だからだれもわたしのことなんて傷つけてもいないのに
悲劇のヒロインぶって生きている
心臓が早鐘を打ちます、変な汗が出ます、唇を強く噛みます、不安で死にそうになります
そんなのわたしだけじゃないのに
だからだめなんだよ、ばーか