ただそれだけ!

JKじゃなくなった人間の陰鬱な日記

なんちゃって

わたしだって世界を救える可能性を秘めた女の子になりたくて、毎晩ベッドの中で声をひそめて泣きながら寝るような惨めな女の子になりたいなんて思ったことは一度もないのに




わたしはわたしがなりたいわたしになんてなれないよってけっこう前からわかっているのに、わたしはわたしを諦められなくて今日もギャップは埋まらなくて泣いている




わたしを諦めることができたらどんなに楽だろうな

これはこれでわたしでいいじゃんって思えたらきっとその方がいっそなりたいわたしに近づくのかもしれない




でもわたしはわたしをどうしても諦められない

それはきっとわたしが底辺にいるからでもあるし、わたしがなりたいわたしを高望みしすぎているからでもある





こんなことをいいながら、なりたいわたしになるための努力も全然できてないし、わたしは要求ばっかでなにかを返そうともなにかに応えようともしていないし





夜中の一時に泣きながらベッドの中でこんな文をうっている時点で負け組だってわかんないかなぁ、わたし





普段は全く聞かないback numberとか聞いてみても、全然心には響かないし、back numberがすきな勝ち組の女子に近づけるわけでもなし

というか、わかりやすく勝ち組な女子になりたいかと聞かれればそうでもなし



というより勝ちとか負けとかなにで勝負してるか正直わかんないんだけど、人類には勝ち組と負け組があるのはみんななんとなくわかってくれるよね?ね、





わたしの絵や言葉やなんでもいいからわたしの一部で、誰かを救えたり動かしたり、悪い言い方をすれば縛ったり、なんでもいいからわたしが生きてたっていう、存在してたっていうことを残したいな



こう見えてほんとは多分目立ちたがりだからさ

なにかあるとすぐ手が震えちゃうからもう人前にはあんまり出たくないけどね





ほんとはいちばんがいいけど、いちばんじゃなくてもいいからわたしが死んだら泣いてほしいな

いや、泣かなくてもいいから寂しいとか残念とか一瞬でもいいから思ってほしいな

そんで、せめて向こう10年くらいは忘れないでほしいな

わがままだな




でもさ、そしたらなんか救われる気がするし、死んだあと行くであろう地獄の試練もなんとか耐えれるかもしれないじゃん?





なんちゃってね